書評・ノウハウ

時間がない原因はスマホかも…『あなたの24時間はどこへ消えるのか?』

これから紹介する本はこんな悩みを解決します。

悩める人

・とにかく時間がない!
・SNS楽しすぎてついつい見過ぎちゃう
・私の時間を奪っていく正体知りたい


どうもー!自由を求める読書家サラリーマンのossa(おっさ)です!

今回は私が『あなたの24時間はどこへ消えるのか?』を読んで、感じたことを中心に書いていきたいと思います。

今回は私の考え多めですが、お許しください。汗

目次

『あなたの24時間はどこへ消えるのか?』とは

『あなたの24時間はどこへ消えるか?』とは、現代の便利さの裏側にある消費されていく時間に焦点をあて、その原因と解消方法をまとめた本です。

作者はスワンさんという方です。

プロフィール
  • 名前:スワン
  • 職業:事業デザイナー、スタートアップデザイン顧問
  • 経歴:サイバーエージェント、メルカリなどのサービス開発に携わる
  • 『Twitter』『noto』から実体験と科学的根拠を融合させた情報発信を行う。


スワンさんは女性の方で、Wbeデザイナーとして日々忙しく働いていましたが、無理な生活がたたって心身を壊してしまったそうです。

そして、決意したそうです「忙しさを見直してみよう。」

自分の忙しさの原因はなんなのか?
自分を縛り上げていたものはなんなんだろう?

これらの視点から原因を考え見直す。
この様な内容がスワンさんの実体験も織り交ぜながら書かれています。

全体的にやさしい表現で書かれていて、ゆったりとした気持で読める本になっています。

あなたの24時間はどこへ消えるのか スワン(著/文) - SBクリエイティブ

いつか時間ができたらやりたい

いつか時間ができたらやりたい。

作者のスワンさんは冒頭であるストーリーに触れています。

それは、2年前に書いた「疲れた、熱海に行きたい」というノートを見つけて愕然としたという内容です。

なぜ愕然としたかというと、2年後の自分はまだ熱海に行っていなかったからです。

同じようなストーリを経験した方いるんじゃないでしょうか?

  • いつか時間ができたら海外にいってみたい。
  • いつか時間ができたら興味ある趣味を始めてみたい。
  • いつか時間ができたら副業を始めてみたい。


そして、月日は流れ…数年後…みたいな。

永遠に「いつか時間ができたら」を待って、自分の願いを置き去りにしている。

これはあまりにも悲しすぎます。

なので、時間がない原因を考えてみましょう。

豊かで、便利で、忙しい私達

夢のインターネットがもたらした新時代が、こんなにも忙しく、息苦しい世界になると、一体誰が想像できたでしょうか。

出典:あなたの24時間はどこへ消えるのか 著:スワン

現代はインターネットにより、いつでも多くの情報にふれることができるようになりました。

行きたい店があったら、スマホで検索。悩みがあったら、スマホで検索。
非常に便利な世の中になりましたね。

でも、いつでも多くの情報にふれることができるようになったからこそ、本当にその情報が必要なのかを考えることが大切だと思います。

情報にふれるということはその情報に注視していることになります。

注視しているあいだ、5分、10分と時間が進んでいますので、その情報に時間を使っているということです。

これが、自分にとって有益な情報であればいいですがどうでしょうか?

・芸能人のゴシップ
・事件や事故の暗いニュース
・政治家の不祥事


最近では、コロナのニュースがひっきりなしに飛び交っています。

これらは、本当に皆さんにとって有益な情報なのかを考える必要があるということです。

もちろん全てやめるべきとは言いません。

スワンさんの言葉を借りれば、忙しく息苦しい世界に自ら飛び込んでいないかを考える必要があるのではないでしょうか?

スクリーンタイムを見てみましょう

平均して1日5時間以上、現代人の誰しもが「あるもの」に時間を使っています。中略
一体わたしたちは何に使っているのでしょうか。
それは、情報の消費です。

出典:あなたの24時間はどこへ消えるのか 著:スワン

自分がどれくらい情報の消費に時間を使っているのかを知るために、スワンさんはスマホのスクリーンタイムの確認をおすすめしています。

機種によっては、「ダッシュボード」と表現されている場合もあります。

スクリーンタイムはアプリごとの使用時間とトータルの使用時間を表示してくれる機能です。

さて、皆さんのトータルの使用時間と1番使用しているアプリの使用時間はどれくらいでしょうか?

そして、自分が思っていたより多いですか?少ないですか?

多いと感じている人は、無意識に情報の餌食になっている可能性があります。

スマホから情報はそれぐらい無意識に生活に溶け込み、時間を消費しているとうことです。

7〜8時間と表示されている人は、仕事と寝ている以外は、全ての時間をスマホに捧げている方です。

意識しているならいいですが、無意識であれば改善が必要かもしれません。

時間がないと感じる人は、次のことを試してみては如何でしょうか?

  • ・1番使用率が高いアプリの使用頻度を意識的に減らす。
  • ・使用頻度が高いアプリを消す。
  • ・消すのが嫌であれば、使用制限をかけてみる。


この辺りから見直してみるといいかもしれません。

ちなみに私はブログ作成に関すること意外あまりスマホをいじらないようにしてます。

それでも使用時間は3時間で、意外に多いなと感じています。

スクリーンタイムとは

  • スマホの使用時間とアプリごとの使用時間を教えてくれる機能
  • 機種によっては「ダッシュボード」と表現されている場合もある

いつかは保証されていない

でも、父の死に際を見て、私はひどく思い知らされました。
“いつか”なんて保証されていないのだと。

出典:あなたの24時間はどこへ消えるのか 著:スワン

この本で、私の心に強烈に刺さった部分です。
だから、皆さんにも伝えたいんです。

いつかやろうと、自分がとりあえず横に置いている「やりたいこと・やってみたいこと」ありませんか?

スワンさんが言う通り、そのいつかは保証されていないです。

極端なはなし、明日が来るかどうかさえ保証されていないんです。

だから、時間の大切さをもう一度考えましょう。

そのスマホから、あるいはテレビから発信される情報は本当に必要なものですか?

他に「やりたいこと・やってみたいこと」を置き去りにしていませんか?

もう一度考えてみましょう。

まとめ

今回のまとめになります。
『あなたの24時間はどこへ消えるのか』はこんな悩みを解決します。

悩める人
  • とにかく時間がない!
  • SNS楽しすぎてついつい見過ぎちゃう
  • 私の時間を奪っていく正体知りたい


私はこの本を読んで、自分の時間の使い方について考えるようになりました。

スマホやテレビに割いている時間を少しずつやめて、代わりに自分が好きなことに時間を使う。

それは、凄く幸福度を高めてくれる行動だと思います。

皆さんも、「やりたいことがあるけど時間が取れない」と感じている場合は、この本を読んで時間の使い方を考え直してみてはいかがでしょうか?

今回は以上になります!
読書で人生は豊かになる!