書評

考える力を伸ばす方法|『パン屋ではおにぎりを売れ』【書評】

どうもー!自由を求める読書家サラリーマンのおっさです!

皆さんのまわりにも、こんな人っていませんか?

・みんなが納得するアイディアをパッと思いつく。
・困っている時に柔軟な発想で解決してくれる。
・簡素に分かりやすく説明してくれる。


などなど、自分から見ると羨ましい能力を持っている人がいると思います。
こんな人になれたらなぁー
と考える人も少なくないんじゃないでしょうか?

そんな羨ましい能力を持っている人たちに共通しているのが
考える力があるということです。

考える力=思考力

考える力は鍛えることができます。
鍛えることで、アイディアや問題解決の力が高まります。

では、どうやって鍛えたらいいのかというと、今回紹介する本『パン屋ではおにぎりを売れ』こちらに詳しく書かれていますので紹介していきます。

パン屋ではおにぎりを売れ 想像以上の答えが見つかる思考法 柿内 尚文(著/文) - かんき出版

目次

『パン屋ではおにぎりを売れ』とは

考えるという行為にはとんでもない突破力がある

出典:パン屋ではおにぎりを売れ 著:柿内尚文


この本は『考える力(思考力)を身につける』に焦点をあてて書かれています。

考える力は、誰にでも備わっていて人生において強力な武器になります。
例えば

・仕事で企画を考えたが、上司を納得させるにはどうしたらいいか?
・嫁にお小遣いの値上げを要求したいけどいい理由付けはないか?
・このブログを多くの人に読んでもらうにはどうしたらいいか?


などなど、あらゆる場面で役立つ武器になります。

そして、「考える」には方程式があり、方程式を学ぶことでこの武器をとても簡単で効率的に高めることができます。

今回は、私がこの本から「なるほど!」と思ったところを3つ紹介したいと思います。

・考える=「広げる」+「深める」
・考えを広げる方法、深める方法
・言葉貯金をしよう

考える=「広げる」+「深める」

考えるときには、二つの軸があることを理解することが非常に重要になります。

①広げる=可能性を考える
②深める=本質価値を考える


では、誰もが持っているスマフォを例に考えてみましょう。

①の広げるは可能性を考えるということなんですが、例えばアイディアに付加価値を付けるとかです。
スマフォは『電話+メール』の他に、個人が自由にアプリを設定してオリジナルにカスタマイズできます。電子決済なんかも付加価値としてあげられますね。

②深めるとは、本質的価値を高めるということです。
エリアの拡大や通信環境の強化なんかが挙げられます。私の地元では、一昔前までに圏外エリアが結構ありましたが、今じゃ山の中でも普通に使えますからね。

連絡手段として機能しない状況は、本質的価値が低いということになります。

あとは、5Ḡによる通信速度の強化なんかも本質的価値を高める考え方です。

考えを広げる・深める方法

考えを広げる方法
・かけあわせ法
・数珠つなぎ連想法
・ずらす法
・脱2択
・まとめる法
・あったらいいな

かけ合わせ法
出会ったことのない言葉と言葉をかけあわせること

数珠つなぎ連想法
出会ったことがあるもの、イメージできるものをどんどんつながていく方法

ずらす法
価値の方向性を再定義していく方法

脱2択
一石二鳥を考える方法

まとめる法
ある特定の領域に絞ってインプットし、価値をアウトプットする方法

あったらいいな
自分のあったらいいなからアイディアを広げる方法

考えを深める方法
・360度分解法
・ポジティブ価値化
・自分ゴト、あなたゴト、社会ゴト
・すごろく法
・正体探し
・キャッチコピー法

360度分解法
人やモノの強みについて、細かくジャンル分けをして思考する方法

ポジティブ価値化
マイナスイメージのものを逆に新たな価値にする方法

自分ゴト、あなたゴト、社会ゴト
3つの共通点を探しそこに働きかける方法

すごろく法
ゴールを設定し逆算思考ですごろくのマスを設定していく方法

キャッチコピー法
ネーミングから価値を想像させる方法

言葉貯金をしよう

キャッチコピー法で紹介されていた内容ですが、日々の生活の中で出会ったキャッチコピーを書き溜めていく言葉貯金というものがあります。

魅力的なキャッチコピーを書き溜めて、アイディアを必要としたときにそれを見返すことで、アイディアの手助けとする。

「日本を、一枚で。」「本は、心と心を近づける。」「一歩を、一緒に。」

これらは、大手企業のキャチコピーですが、非常に魅力的なキャッチコピーですよね。
こういう、自分の中にささったキャッチコピーを日々書き溜めていくとアイディアの幅が広がっていきます。

スマホでササッとメモを取れる時代ですので、是非やってみましょう!

でも、私はキャッチコピーそのもに興味を持つことが重要だと思っています。
普段なんとなく見ているワードについて考えてみると、これって面白くね?って思うことで考えの幅は広がっていきます。

キャッチコピーを書き溜める⇒アイディアの幅が広がる

まとめ

パン屋ではおにぎりを売れのまとめ。

・みんなが納得するアイディアをパッと思いつく。
・困っている時に柔軟な発想で解決してくれる。
・簡素に分かりやすく説明してくれる。


こんな、考える力に必要な二つの軸

考えを広げる方法
・かけあわせ法
・数珠つなぎ連想法
・ずらす法
・脱2択
・まとめる法
・あったらいいな

考えを深める方法
・360度分解法
・ポジティブ価値化
・自分ゴト、あなたゴト、社会ゴト
・すごろく法
・正体探し
・キャッチコピー法

そして、キャチコピーを書き留める=言葉貯金をしよう!!

アイディアにつながる考える力は学ぶことで確実にレベルアップします。
皆さんも『パン屋ではおにぎりを売れ』を読んで、アイディアが溢れ出る思考力を身に着けましょう!!

今回は以上になります。
読書で人生は豊かになる!!