書評

『FIRE』お金の不安を抱える人へおすすめの一冊

目次

本との出会い

どうも、初めまして自由を求める読書家サラリーマンossa(おっさ)です。

人は誰でも何処かで自由を求めて生きている。
そんな私も自由を求める人の一人、会社の人間関係お金のやり繰り年々増えていく責任とプレッシャー…こいつらからオールフリー出来たらどんなに幸せか。

日々日々悶々と考えてた中で、ある本と出会い『FIRE』という言葉を知りました。


これは知ったというより出会ったと言ったほうがいいかもしれません。

この本は、私とあなたの人生を変える一冊になるかもしれませんよ。

『FIRE』とは?

皆さんは『FIRE』という言葉をご存知ですか?

FIREとは、

Financial Independence,Retire Early』

Financial(金銭上の)』
Independence(独立)』
Retire(引退)』
Early(早い)』

これらの頭文字を取ってFIRE、直訳で「経済的自立と早期退職」で資産形成を達成し、定年を待たずしてサラリーマン生活を終えるというライフプランです。


現代日本で当たり前とされてきた、終身雇用というステレオタイプな考え方をぶった切る新しい考え方なんです。

そんな筆者もぶった切られた側ですが…

新しい考え方といっても、早期退職自体の考え方は日本でも特に目新しいことはなく、今までも独立や遺産相続などによって早期退職を実現する人は一定数いました。

これら早期退職を実現してきた「一定数」の人たちは、社会から羨望の眼差しで見られ特定の存在として扱われてきました。

しかし、『FIRE』という考え方が従来のそれとは違うのは、早期退職はこれら特定の存在だけがなしうる生活ではないということなんです!

どうです?興味湧いてきたんじゃないですか?

〜FIRE 最強の早期リタイア術〜

私がぶった切られた本がこちら↓↓

FIRE  最強の早期リタイア術 クリスティー・シェン(著/文) - ダイヤモンド社

あらすじ

中国貧困層の両親の間に生まれた少女、遊びは医療廃棄物が捨てられたゴミ山で拾ったゴミで人形を作って遊んでいた。

そんな彼女の現在は、毎日世界旅行を楽しむ経済的自由人。
ゴミ山で遊んでた彼女はミリオネアになり経済的自由を勝ち取ったのだ。


彼女はどうやって貧困層から這い上がり、経済的自由を手に入れたのか?
また、経済的自由を勝ち取る仮定でどんな挫折を味わい、立ち直ってきたのか?

経済的自由とは何なのか?
どうやって勝ち取るのか?
そして、誰もが可能なのか?




この疑問に答えてくれる一冊になります!

おすすめポイント

ポイント①
映画を見ている様なサクセスストーリ

まず最初の読みどころ、この本の読みどころは何といっても、「ゴミ拾いをしていた少女がミリオネアになる」という『映画を見ている様なサクセスストーリー』にあると思います。

ゴミを拾っていた少女が億万長者ですよ!

不遇な幼少時代を過ごし、大人になるにつれ著者が何を考え、何を実行してミリオネアに這い上がったのかが体験を基に書かれているので、非常にその場面の背景や心情を想像しやすい作品となっています。

挫折や焦りなどの感情を表す表現や会話も多めで、私は一種のノンフィクション映画を見ている感覚に
陥りました!

ポイント②
事実を基にした確かな資産形成術

次の読みどころは、事実を基にした確かな資産形成術です。
サクセスストーリーの中で、実際に彼女が試してきた資産形成の手法が初心者にも分かりやすく書かれています。

失敗談や不安や焦りといった心情を織り交ぜながら、丁寧かつ論理的に教えてくれますので資産形成の注意点や持つべきマインドがすごく理解しやすいです。

ゴリゴリのHOW TO本は何だか苦手だけど、資産形成に興味あるよという方にはかなり読みやすい作品になっていると思います。


ただし、投資に関する用語が結構出てくるので、投資に関する予備知識は必要かもしれませんね。

勝手にコンセプトを付けるなら、『映画を見ながら資産形成学べちゃう。
私も何となーく生きていたんですけど、この本を見てから資産形成に興味を持ちまして、不安と焦りを感じながら投資やブログ立ち上げなど日々実行してます!

ポイント③
親近感と説得力を生む著者の個性

あとは、親近感と説得力を生む著者の個性がすごいです。
著者は知識を蓄えて理詰めで物事を進めるタイプで、その考えに合わない人や事柄に対して放つブラックユーモア的な表現が結構出てきます。

印象に残っているのが、

・銀行強盗は貴方の目前にいる店員です。
・消費者ローンは金利が高く化け物なので、この化け物から抹殺するのが賢明です。
・友人の仮面を被った敵に別れを告げた。



どうですか?
中々個性全開ですよね?笑
この乱暴な言い回しがかえって親近感を生み、読者を納得させる要因になっている気がします。

私も消費者ローンを少し借りていましたが、その日の内にはATMに向かい化け物を抹殺してきました。
それぐらい説得力というか、人を動かす言い回しが個性的で魅力的なんです!

まとめ

私がオススメする『〜FIRE 最強の早期リタイア術〜』のまとめ!

①映画を見ているようなストーリー仕立て
②事実を基にした確かな資産形成術
③親近感と説得力を生む著者の個性


今回は以上になります!
皆さんも読書で人生豊かにしましょうね!