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本との出会い
どうもー!自由を求める読書家サラリーマン、ossa(おっさ)です!
皆さんにとっての自由とは何でしょうか?
自由の定義や大きさは人それぞれだと思いますが、
私にとっての自由とは経済的な自由が大きな割合を締めています。
この世の中を自分の力だけで泳いでいく、そんな力が欲しいと本気で思い始めてます。
だから書店でも、自然と金融や投資の本に目が行きがちなんですが、
そんな中でも、かなりインパンクとがあるタイトルの本に目が行きました。
それが『バビロンの大富豪』です。
前々から、You Tubeとかで資本家のバイブルと紹介され、
存在は知っていたので思い切って購入してみました。
こんな人におすすめ
こんな人におすすめ!
資産形成に興味がある人
お金の知識を付けたい人
子供にお金の知識を付けてあげたい人
『バビロンの大富豪』とは
バビロンは紀元前18〜6世紀の古代メソポタミアにあった王国で、
古代都市の中では、もっとも繁栄した都市の一つと言われている。
古代都市バビロンの市民は、世界で最も裕福な人々だった。
出典:『バビロンの大富豪』
そんな、繁栄を極めた都市の中でアルカドという大富豪が住んでいた。
そのアルカドがどのように富を築いたのか?
また、アルカドはバビロンの人々にどんな教えを残したのか?
元々アルカドは、書記として働く一般市民であり富とは程遠い存在だった。
そんな彼の前に一人の老人が仕事の依頼で現れる。
老人は金貸しを仕事とし、アルカドが望む富を持っていた。
アルカドは、仕事を早く片付ける条件として、
お金持ちになる方法を老人に尋ねた。
老人は下記の言葉をアルカドに教える。
すべてその一部を自分のものとして取っておくこと
出典:『バビロンの大富豪』
そう、財産を築くためには全ての人に当てはまるこの言葉。
高度に文明が発達した現在でも、紀元前の古代都市でも
富の築き方は変わらず『蓄えること』から始まる。
本書に記載されている、古代の大富豪が説いた富の築き方。
その知恵は十分に現代で通用する。
むしろ、情報技術が発達し複雑化した現代だからこそ、
寓話を基に古代の人々になぞらえて語られる知恵というのは、非常にシンプルで分かりやすく
魅力的に思う。
『蓄えること』から始まり、どのようにして富を増やすのか。
子供から大人まで、現代にも通用するその知恵が本書には詰まっている。
おすすめポイント
ポイント①
誰でも分かるシンプルな内容
この本は、非常にシンプルで誰にでも分かりやすいというのが魅力。
金融・マネー系の本は、全てではないが内容が複雑でとっつきにくいと私は思っている。
難しい用語や数字で構成されていて、初心者には読むだけでも重荷になるのではないだろうか?
そして、これも私見だが日本人は多くのお金を得ることに、負の感情を抱いてしまう人種でもある。
具体的な金額や儲け方のノウハウが記載されている本は、ますます嫌われるように感じる。
その点、この本は寓話を基に構成され、物語の中で人々の生活を中心にお金に関する教えが
書かれている。
物語調でスルスルと読めるため、金融・マネー系の本が苦手な人にも馴染みやすい。
登場する貨幣についても、金貨や銀貨というように物語の貨幣で書かれている。
登場人物の職業も「槍職人」や「ラクダ飼い」など、ゲームや童話に出てきそうな職業で、
読み手に負担の少ない表現となっている。
私自身は、金融・マネー系の本は結構好きなジャンルであり、人生を歩む上で
重要な知識だと思っている。
しかし、この手のジャンルが苦手な人は『入門書』として、ぜひ一読してみて欲しい。
中学生くらいの子供であれば、十分に読める内容となっているため、
お金の教科書としても活用出来ると思う。
ポイント②
7つの知恵から分かる資産形成
物語調で非常にシンプルな内容で書かれている本書だが、資産形成のノウハウついては全ての人に役立つ確かな内容となっている。
本書は、現代ビジネスの極意を分かりやすく解き明かした名著であり、あらゆる人にとって重要な一冊である。
出典:『バビロンの大富豪』−パーシー・H・ホワイティング
本書に記載されている「バビロンの知恵」は、現代においても、そして誰にとっても役立つものだ。人生で成功をなしとげようという志を持つもの全ての人に、おすすめする。
出典:『バビロンの大富豪』−ヴァン・アレン・ブラットリー
ノウハウは大富豪アルカドが教える7つの知恵で構成されている。
ここで全て紹介することは避けるが、第1〜3の知恵を紹介する。
第一の知恵:財布を太らせることから始めよう
出典:『バビロンの大富豪』
第二の知恵:自分の欲求と必要経費とを混同するべからず
第三の知恵:貯めた資金は寝かさずに増やすべし
これを見て分かる人も多いと思うが、多くの金融・マネー系の本と同じことが書かれている。
第一の知恵は『貯蓄』、第二は『消費』、第三は『投資』。
このブログで既に紹介した、『FIRE』や『お金の大学』といった様なお金のノウハウが詰まった
本と内容は同じである。
もちろん、内容は同じでもそれぞれに良さがある。
では、この本の魅力は何かと考えた時、やはり圧倒的に読みやすく分かりやすい。
前述したとおり、この本は7つの知恵を軸としてストーリーが展開される構成となっている。
それぞれの章には主となる登場人物がいて、登場人物の主観や体験談で物語が進む。
7つの知恵をベースとした資産形成のノウハウを、物語を通して学ぶことが出来るため、
読んでいて楽しいと感じる。
楽しみながら、資産形成を学べる。
これが、この本の最大の魅力であると私は思う。
ポイント③
人生における仕事の重要性
資産形成に注目しがちなこの本だが、物語の中では仕事の重要性も描写されていると感じた。
各章の主人公はそれぞれが様々な職業についている。
どの職業がどれだけ稼げるなどの話ではなく。
どの主人公も置かれている職業を通じて人々と触れ合い、
稼ぎ方を学び、人間として成長する姿が生き生きと描写されているのだ。
物語だから、と言われればそれまでだが、『好きな事を仕事にする』という考え方が
強まっている現代。
現状の仕事に喜びを見出す事も重要だなと、この本を見て考えさせられた。
誇りを持って仕事を全うし、アイディアを持って仕事を楽しむ。
ベースとなる仕事が充実してこそ、資産形成という目標が達成出来る。
どんな仕事にも喜びを見出す能力、これは仕事に満足出来ない現代人に必要な能力かもしれない。
※とはいえ、現代社会では好きな事を仕事にするという考え方も重要だと思うので、
このブログの『やりたいこと』の見つけ方を是非みてみて欲しい。
まとめ
私がおすすめする、『バビロンの大富豪』まとめ!
ポイント①誰でも分かるシンプルな内容ポイント
ポイント②7つの知恵から分かる資産形成
ポイント③人生における仕事の重要性
こんな人におすすめ!
資産形成に興味がある人
お金の知識を付けたい人
子供にお金の知識を付けてあげたい人
今回は以上になります!
皆さんも読書で豊かな人生を歩みましょう!
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